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Amazon Route 53のSLAは100%

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さて本日も小ネタを。
最近General AvailabilityステイタスになってBetaが取れたRoute53ですが、なんとSLA100%だそうです。

Service Commitment
AWS will use commercially reasonable efforts to make Amazon Route 53 100% Available (defined below). In the event Amazon Route 53 does not meet the foregoing commitment, you will be eligible to receive a Service Credit as described below.
Amazon Route 53 SLA より

絶対落ちないことを保証しているのか?と勘違いしそうですが、1秒落ちてもAWS側に責任があると定義しているだけですね。当然サービス継続の努力は怠らないけれども、一定時間落ちてもよい契約ならば100%ではなく99.95%とかそういう数字になるだけです。EC2なんかはそうですね。
ではサービスが一定時間落ちたらどうなるかですが、長さによってサービスクレジット(料金)をリファンドすることになります。時間とクレジットのマトリクスは以下のとおり。
Service Credits - Amazon Route 53 SLA
1 day Service Credit は “your average daily Route 53 query charges” とあるので利用(請求)期間中の1日平均クエリー料金が適用されます。ボリュームによってかわるけど、要するにRoute53 1日分の料金にあたるわけです。
SLAというキーワードで100%なんて数字聞いたことなかったので驚きましたが、ちょろっと調べてみたら契約モデルとしてはとてもフェアなものでした。