aiCacheのユニークな機能をまとめます。
・HTTPSターミネーション
・モバイル端末対応(リダイレクト、リクエスト書き換え・TTL変更など)
・GSLB対応(Dyn.com連携)
・レスポンスによるキャッシュ削除
・セッション毎のキャッシュ管理(ログイン中もキャッシュ管理可能)
・POSTリクエストのキャッシング
・指定URLのプリフェッチ
特に「レスポンスによるキャッシュ削除」と「セッション毎のキャッシュ管理」は良いですね。
■レスポンスによるキャッシュ削除
掲示板のようなウェブサイトがあった場合に、各ページはできるだけパフォーマンスをあげるためにキャッシュする設定にしてしまうけれども、コメント投稿があったりした場合にすぐには反映されず待つ必要があります。コメント投稿者が混乱する可能性もあり、できればすぐに反映させたいところ。
aiCacheでは、ある処理をしたときに指定ページのキャッシュを削除することができます。しかも簡単に。
アプリケーションのレスポンスヘッダーに
X-ExpireURL: /path/to/expire/page
を入れるだけ。これで aiCache がキャッシュを削除してくれるので、これ以降 /path/to/expire/page へアクセスすると最新のページが表示されキャッシュされることになります。さらに複数のヘッダーを返せば、まとめてキャッシュ削除もできます。
アプリケーションのわずかな変更で動的なサイトも簡単にパフォーマンスをあげることができるのはすばらしい。
■セッション毎のキャッシュ管理
ログインするようなサイトの場合、ユーザー毎にページ内容が違うためページ全体をキャッシュさせることは通常しません。しかしaiCacheではセッションIDを判断するCookieを設定しておくことで個別セッションのキャッシュ管理が可能になります。
もちろんCookieに加えて指定URLからのセッション対応開始・終了などの設定も可能なので、細かなキャッシュコントロールを実現できます。ユーザー毎のページを1分間だけキャッシュするとか、そういうこともできるわけですね。
最後にCloudFrontと簡単な比較をするとこんな感じです(キャッシュ管理の機能を中心にまとめてます)。
価格詳細は以下のページを参照してください。