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AWS請求まとめサービスリリース+α

amazon web services logoAWSで複数のアカウントの請求をまとめて管理することができる機能が追加になりました。
Announcing Consolidated Billing for AWS Accounts
基本的には会社などの団体で利用するときに便利なようにというトーンで書かれてますが、システム開発やウェブデザイン会社のような複数のクライアントから受託する形で利用している場合にも単一の管理者が全体の利用料をみれるのでとても便利な機能だと思います。
ところでリリース文をよおくみてみると…

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Amazon S3 が Versioning 対応

amazon web services logo
S3がバージョニングに対応したそうです。

New Feature: Amazon S3 now supports Object Versioning
We’ve added beta support for Versioning across all Amazon S3 Regions.
Versioning provides an additional layer of protection for your S3 objects. You can easily recover from unintended user errors or application failures. You can also use Versioning for data retention and archiving. Once you have enabled Versioning for a particular S3 bucket, any operation that would have overwritten an S3 object (PUT, POST, COPY, and DELETE) retains the old version of the object. Here’s a simple diagram of Versioning in action:

S3 Versioned Bucket

同一ファイル名でPUTするとバージョンIDがあがって保存される。今までどおり GET でアクセスすると最新のファイルが、?versionId=バージョンID パラメータ付きで GET すると指定バージョンのファイルが取得できるということですね。

GET /my-image.jpg?versionId=L4kqtJlcpXroDTDmpUMLUo HTTP/1.1

ちなみにバージョンIDは PUT したときに以下のようなヘッダーが返答される以外にもバージョン情報を取得する方法も用意される。

x-amz-version-id: 3/L4kqtJlcpXroDTDmJ+rmSpXd3dIbrHY

参考: Docs: Amazon S3 (API Version 2006-03-01) Deveploer Guide

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技術評論社主催のセミナーでAWS事例について講演します

[UPDATE] 資料公開しました
第3回 戦略的Webマーケティングセミナー「Web視点からのコーポレートマーケティング ~Webの可能性が生み出すビジネスチャンス~」
3月2日技術評論社主催のセミナーで、先日触れたパナソニック ecoideasnet の事例について「─コストだけでないAmazon Web Servicesのメリット─ Panasonic ecoideasnetに見るクラウド最新活用ノウハウ」というタイトルで講演させてもらうことになりました。コスト以外のところで導入するメリットがあると感じてもらえるような話をしたいと思ってます。
以下、セミナー詳細。

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Google Analytics Data Export API でランキング生成

google analytics logo
とある仕事でページビューに基づくランキングを作る必要があって実装方法を調査していたところ、Google Analytics のデータアクセス用のAPIがあったことを思いだし、実装してみた記録。
正直、直前までログファイルを自前で集計する方法しか考えてなかったけど、この方法を思いついて面倒な集計の手間がなくなって助かった。
手順としては、まず認証を行い、認証トークンを利用してデータ取得する流れ。認証についてはいくつか選択肢があるが今回は ClientLogin を利用(ソース中のget_auth)。認証トークンが正常に取得できたら後は Data Export API をコール(ソース中のget_ranking)すればXML形式で返答があるので、必要なデータのみ取り出して HTML として出力して終了。
結果は以下の通り。

Perlでの実装は以下のとおり。ちょっと冗長な気がするが、まいっか。

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AWSアカウント作成 スクリーンキャスト by Jeff Barr

Amazon Web Services、Senior Web Services Evangelist の Jeff Barr さんによるスクリーンキャストが公開されてます。今回のテーマはAWSアカウント作成。
<AWS Screencast #1> How to create AWS account

How to create AWS account 1

もちろん説明は英語だけど、1ステップ1ステップ丁寧に話していて、すべて手順を追っているので英語で躓いている人もこの動画を見ながら登録すれば安心でしょう。
最後に利用サービス登録の例として Amazon S3 登録後、Account Activity で時間・料金確認の流れまでが説明されています。

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ecoideasnet – Supported by Panasonic

少し前の話になりますがお仕事の記録。

ecoideasnet TopPage

パナソニックと世界中の人々のエコアイディアを集めて共有するサイト、ecoideasnet
クライアントはパナソニック。以前在籍していたビジネス・アーキテクツから呼んでもらってテクニカルディレクターとしてプランニングから参加しました。企画段階ではコンセプトに合うアーキテクチャと連携するサービスの提案、そして開発スケジュール策定と概算費用まとめ。設計段階では採用したプラットフォーム(Amazon Web Serives)に最適なシステム構成立案と協力な開発チームのビルドアップ。開発から納品までは工程管理および品質管理の立場で関わりました。詳細な設計〜実装はアイレットにお任せしてます。
サイトの説明はこちらにまかせるとして、個人的に紹介したいところを書いときます。
【ソーシャルサービスとの連携】
・facebook, Twitter, Google との認証連携
・facebook, Twitter へのアクティビティフィード
このサイト独自に個人情報を取得することなく、既存サービスとアカウント連携し登録が行えます。さらにサイト内での活動を外部へ告知することが可能で、サイトと外部のサービスをうまくつなぎ inbound/outbound の誘導をしやすくしてあります。
【Amazon Web Services を全面採用】
・Amazon EC2, EBS, S3, CloudFront, ELB, Elastic IPs
ウェブサーバーを多重化、アプリデータはEBS、バックアップはS3、スタティックなファイル群はCDNを利用して配信する形を基本として、サイトアクセス自然増はもちろんピークにも対応しやすい構成になってます。

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Amazon Web ServicesがDNSサービス開始するかも

周囲はAppleの発表を前にどきどきわくわくしている人が多いのですが、自分的にはとても気になる記事を発見。

AWS experimenting with actually supporting DNS for users – The Troposphere
http://itknowledgeexchange.techtarget.com/cloud-computing/aws-experimenting-with-actually-supporting-dns-for-users/

Sharp eyes to Shlomo Swidler, who posted an update to an old thread and an old complaint on AWS – getting lumped into spam blacklists. EC2 staffer “Steve@AWS” announced the availability of a private beta today to institute PTR records for selected users to assist in getting them off real-time blacklists- a standard DNS tool conspiciously absent in AWS.

AWSのフォーラム内でのやりとりをみると、こういうこと。

  1. richpadさんが EC2 を起動して Elastic IP を振ったら IP がトレンドマイクロのDULに入っているのでメール送信できない
  2. dynamic な IP はブロックするのでメールサーバーは static にしないといけないことが判明
  3. Elastic IP は dynamicなのでブロックされてる
  4. ian@aws さんがトレンドマイクロといっしょに取り組むと返答あり(2009/11/17)
  5. ian@aws さんがDULから抜ける方法は逆引き情報を設定するしかないと返答あり(2009/12/4)
  6. Steve@AWS さんが
    逆引き設定について個別に対応をすると返答、そしてそれは Private Beta だと表現(昨日1/25)

そして We are working hard on making this a public beta soon. としめられているので、ひょっとしてDNSサービス開始か!?と勘ぐってしまいます。
まー、逆引きのみ対応の可能性もありますが、ともかくメール送信ができなくなるリスクを回避できるならそれは助かりますね。
あ、あとこうあります。

Please send PM to ian@aws if you can’t wait for public beta.

今すでに困っている方は ian@aws さんまで連絡を入れると対応してもらえるみたいです。

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総務省によるスマート・クラウド研究会

総務省|スマートクラウド研究会|スマートクラウド研究会
総務省でスマート・クラウド研究会というものが行われているみたいなので報告書を読んでみたが… うーん、残念ながら今役に立つような情報は一切なかった。
たとえばこんなの。(「第2回 議事要旨」より)

○ 日本が世界に勝つためには、アマゾンの1時間5円を意識しつつ、30円・ 40円というところを目指すべきではないか。品質が良いので高いのは当たり 前という考え方では世界では通用しない。世界で通用する価格とナンバー1の 品質が日本が目指すべきところではないだろうか。
○ クラウドサービスにおいて、やはりコストは非常に重要な要因。米国のクラ ウドと戦うための価格だけではなく、自分のパソコンでやることとどちらが安 いのかという点も今後問われ、やはり十分に安い値段でないとダメだろう。
やはり規模を大きくして皆で使い合う仕組みにしないと競争力は持てない。

「議事要旨」しかなく、整理されているものがないので結論が理解できないのですが、ともかくこのまま続けていって何がアウトプットになるのか心配。「クラウド」に「スマート」ってつけてバズワードっぽくなっているのも残念。しかも「NGN」て…
ただNRIの資料にある調査結果は使えるかも。
スマートクラウド研究会(第4回)配付資料 – 資料4-2 (株)野村総合研究所プレゼンテーション資料

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Amazon EC2でAMI(EBS Image)を作ってみた

amazon web services logo
当初S3上のAMIから起動したインスタンスを何とかしてEBSに保存しようとしていたのだが面倒になった(たぶんできない?)ので、EBS AMI から起動してカスタマイズして保存することに。
OSイメージのカスタマイズ内容に関しては調査目的なのでカスタマイズは何でもいいんだけど、触ってみたかったので MT5 をインストールし各種設定完了後ウィザード直前で止めてある状態で保存することにした。
1. インスタンス起動
元にする AMI を EBS AMI の中から選ぶ。今回は amazon 製の fedora を利用する。small タイプを利用するので i386 の方(ami-853968c0)を起動する。

Fedora EBS AMIs
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ブログにツールバーを追加する wibiya

wibiya logo
ブログパーツのようなものを入れるとブラウザが動作不安定になったりした経験もあり、そういったものを入れるのを控えてたのだけど、サイト内を行き来しやすくしたりTwitterなどとも連動しやすいことがわかったので wibiya を試しに入れてみた。
facebook のツールバー同様にブラウザ下部に張り付いているバーが wibiya のツールバー。ひとまずサイト内検索、翻訳、ユーザー数(リアルタイム)、Twitter、最近の記事、フィード、共有のアプリを入れてみた。
ツールバーの見た目とインストールするアプリは管理画面でカスタマイズ可能。またほとんどのアプリでテキストやアイコンなどの見栄えを修正することができる。

Wibiya  Edit Theme Selection
Wibiya  Applications Bank

Twitter アプリは今みているページが tweet されているかもチェックできて管理者にも便利(これじゃなくても手段がありそうだが短縮URLにも対応しているので個人的に重宝している)。

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